プログラミング教育に伴う難聴児に対するメンター育成研修in沖縄

12月とは言え、まるで南国の地のような暑さ…💦

平成29年に総務省「障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業」を当会で行ったメンター育成事業をこの度、沖縄県聴覚障害児を持つ親の会からご依頼を受けて沖縄に出向き、スクラッチプログラミングとメンターとしての育成を目的に講演してきました。

行きの機中からは噴煙を出す桜島を見る事が出来ました!

講習当日は午前を中心にスクラッチというプログラミングについて講習。最初は会員保護者も戸惑い気味で悪戦苦闘!

午前で何とかスクラッチについてゲーム作りを中心に理解を頂いたところで、午後はいよいよ難聴児童に対するメンターの部分をご説明しました。

難聴児童教育では、補聴支援機器は必需品となっている現在、どうしてもプログラミング教育では細かなところをしっかりと本人に伝えなければなりません。補聴器や人工内耳では対応できないところを支援機器でしっかりとサポートしなければなりません。あ、教え方も必要ですけどね…💦

長時間にわたり研修を受けていただいた、沖縄県聴覚障害児を持つ親の会真栄城会長、野原副会長はじめ会員皆様本当にお疲れ様でした。
年明けから親の会でプログラミング研修を実施の運びだそうです。
皆さんの取り組みが難聴児の未来への第一歩になることを切に願っております!皆さん頑張ってください!応援してまーす!

沖縄県聴覚障害児を持つ親の会のブログにも掲載されています。是非ご覧下さい! → 沖縄県聴覚障害児を持つ親の会ブログ

研修終了後、那覇市内 の沖縄郷土料理の居酒屋「ぱいかじ」 にて交流会を開催。沖縄三味線の生演奏や民謡衣裳などを着た方々がお出迎え。二次会はお決まりのステーキハウス88!沖縄の〆はこれでないと…!
大変有意義な時間を頂きました。

最終日は野原副会長にお願いして近くの嘉手納基地と普天間基地を見学。
特に普天間基地は2004年8月に近くの沖縄国際大学に墜落して大きな問題になった基地で、その近くもご案内頂きました。私たちでは想像もつかない他国の基地が隣接しているという問題は騒音問題含めとても深刻です。ただこの日は日曜ということで飛行などは無く、とても静かでした。最後の写真の中央にある黄色い建物が沖縄国際大学です。

そしてせっかくの機会なので先月火災により消失した首里城へ…

近くには立ち寄れず、火災独特のにおいもまだ生々しい爪痕を残した状態でした。

そして最後はやはり沖縄そば!
野原副会長お勧めで住宅地の中にある隠れ家的存在の「すーまぬめぇ」へ…

そして野原副会長お勧めのすーまぬめぇスペシャルそばを!

ちなみにノーマルはこちら…

どちらもとてもボリューミーで、味もGood!
でも隠れ家的存在で地元民でないと行けません…笑

最終日が最高気温24度まで上がり本当にな夏かと思うような気候でした。
そして帰ってくると雨の高松で気温が9度と一気に冷蔵庫に入ったかのような…
体調が心配ですが明日から京都で京都府庁職員向け講習…
体調を崩さないようにしないと…💦


【情報提供】難聴対策推進議員連盟 第12回総会資料

いよいよ難聴対策推進議員連盟としての取りまとめ…

開催の1週間ほど前に議連より何とか参加してほしい旨ご連絡をいただき急きょ上京…

第12回を数える会合もいよいよ取りまとめの時期となり、会場の自由民主党本部8階リバティ会場内は朝の8時から緊張感満載…

会議は1時間、議連として取りまとめた書面について、各団体より意見陳述。
各団体より取りまとめた書面に対してそれぞれの立場での意見を述べた。

各団体の意見陳述が終わり、一番最後にこちらに振られ…汗

その中でお伝えしたのは、時代背景や医療機器・補聴支援機器等の進歩が速い、私たちもある程度その流れに順応しなければならない。そのためにもこの議連と情報共有がしっかりと出来る体制づくり、すなわち今回の取りまとめで終わりではなく、今後も継続してこのような会合を続けて欲しいと締めくくった。

難聴対策推進議員連盟が取りまとめた資料がこちら…

議連取りまとめ案

その後参議院会館に移動して、今井絵理子政務官と 障がいのある子供や大人の移動中に関する アンケート等について、約1時間程度協議。

それで取りまとめたアンケートがこちら!

アンケートは下記アドレスからお願いします。
すべてスマートフォンやタブレットからの入力となっておりとても簡単です。ぜひ皆様のご意見をよろしくお願いします。

障がい児(者)登下校時及び通勤時に関するアンケート

【講演】奈良市市役所議員及び職員向け講習会開催

先日奈良市からの要請で約2時間講演してまいりました。

奈良市の市議会議員と職員約50名程度のご参加を頂きました。

内容はUDトークはじめ、ダイバーシティや今年施行された「高松市手話言語及び障害のある人のコミュニケーションに関する条例」などをご説明させていただきました。

甘利にも多岐にわたりの説明、それを2時間でというのも資料作りが大変でしたが、何とか纏め上げ、なんとか無事に終了。

終了後の質疑ではやはり条例の「情報機器の使用」というところの質問が大変多く、その後高松市役所への問い合わせもあったと言うことで、良い意味で波紋が広がっています。

次回は12月20日から22日まで沖縄において障害を持つ児童生徒を対象としたプログラミング教育の実習の講師として伺い、その翌日23日は京都府職員向け研修で京都に向かいます。

【情報提供】難聴対策推進議員連盟 第11回総会資料

今回は欠席でも資料だけは頂きました・・・

今回の議事はろう者でありながら、今年の統一地方選挙豊田市選挙区で立候補、初当選された愛知県豊田市議会議員 中嶋竜二様の「市議会議員になって感じたこと」と題して、聾学校、大学、就職そして市議会議員となって、聴覚障害について感じている事、そして議員として果たさなければならない課題などをご講演。中嶋先生は小学校教諭1種免許状、特別支援学校教諭Ⅰ種免許状取得と政治家としてだけではなく、教育に関わることも今後は自分の経験値を踏まえしっかりと発信していきたいと熱くご講話いただきました。

後半はでデフリンピックについての紹介。一般認識でパラリンピックと同一という認識の中、デフリンピックの生い立ちやパラリンピックとの違い、また難聴者はパラリンピックには原則出場できない、そして聴覚障害者であってもろうあ連盟に所属していないとデフリンピックには出場できない等、出席者からもさまざまな意見が…

今後の課題を呈した形ではあったが、広い意味でその課題が国会議員に理解が深まり、課題解決に向けて1歩づつ親展を期待…

次回は12月6日、難聴対策推進議員連盟として「ジャパン・ヒアリング・ビジョン」策定の取りまとめがいよいよ本格化。何とか参加できるように頑張ります。

当日配布資料はこちらから…


第2回こどもITプログラミングコンテスト2019に参加

先日eとぴあ香川で開催されたこどもITプログラミングコンテストに参加。

8人の発表者の作品は甲乙つけがたく、審査して決めるのは可哀そう。それぞれの個性がしっかりとした考えで作成したプログラムなのでどれも正しい!

デジタルネイティブの世代の能力は極めて高く、来年度から始まるプログラミング教育での指導要領含め、子どもたちの可能性が引き出せる授業を期待。