タッチスクリーンマイクの小グループモードに関して
最近、講演やイベント会場などでもロジャーを活用頂くケースが増えてきました。
ロジャーの新しいマイクロホンと線音源スピーカーを使う際にちょっとしたコツがありますので紹介します。
タッチスクリ―ンマイクは卓上に置くと小グループモードに切り替わり、マイクロホンの周囲約1.5m位までの範囲の複数の人の声を聞くことができます。
この時、一緒に使用している2台目以降のロジャーマイクロホンや線音源スピーカー(デジマスター)は、小グループモードの集音の邪魔にならないようネットワークから一時的に外れます。
ロジャーマイクロホンと線音源スピーカーを使用する際のヒント
演者がタッチスクリ―ンマイクを使用していて、演者交代の為にタッチスクリ―ンマイクを演台の上に置くと、上記の小グループモードに切り替わり、2台目以降のマイク、線音源スピーカーデジマスターが一時的にネットワークから離れてしまいます。
演者がタッチスクリ―ンマイクを使用していて、演者交代の為にタッチスクリ―ンマイクを演台の上に置くと、上記の小グループモードに切り替わり、2台目以降のマイク、線音源スピーカーデジマスターが一時的にネットワークから離れてしまいます。
これでは困るので、タッチスクリ―ンマイクを小グループモードにさせない事が必要になります。
一番簡単な方法は、タッチスクリ―ンマイクを逆さまにして卓上に置く方法です。
タッチスクリ―ンマイクには加速度センサーが内蔵されており、タッチスクリ―ンマイクを水平に置いた際、下方向に重力がかかっているときに小グループモードに切り替わります。
逆さまにすることで下方向に重力がかからないように出来るんです。
①表を上にして置くと2台目以降のマイクと線音源スピーカーがネットワークから外れること
②逆さまに置けばそれを防げる
という2点を覚えておくとスムーズに活用頂けるかと思います。
タッチスクリ―ンマイクとインスパイロの併用事例
教育現場用の新製品ロジャー タッチスクリ―ン マイクは、ロジャー インスパイロとの併用も可能です。
通常の授業で先生の声をロジャー インスパイロで聞いて、ロジャー タッチスクリ―ン マイクの小グループモードを使って班活動の際の友達の声を聞く方法を紹介します。
【必要な機材】
・ロジャー インスパイロ(先生用)
・ロジャー タッチスクリ―ン マイク(班活動用)
・スマートホンスタンド
・ロジャー 受信機
1.事前に機器のセットアップをしておきます。
2.通常の授業ではロジャー インスパイロを使用します。
3.班活動ではロジャー タッチスクリーン マイクを使用します。
4.再び通常の授業に戻りロジャー インスパイロからの先生の声を聞きます。
タッチスクリ―ンマイクとインスパイロの併用事例(その2)
今回は、もっと簡単に(小学校低学年でも自分で出来るかな?)同じことをする方法を紹介します。
最初の設定は前回の記事で説明した方法と一緒で、タッチスクリ―ンマイクでインスパイロをネットワークに接続します。
親機がタッチスクリ―ンマイク、子機がインスパイロの状態になります。
(授業でで先生の声を聞く)
タッチスクリ―ンマイクは、ミュートの状態でお子さんの机の上に逆さまに置いておきます。
この状態でインスパイロからの先生の声が聞こえてきます。
(班活動でお友達の声を聞く)
タッチスクリ―ンマイクを表向きにして卓上に置き、ミュートを解除すると、インスパイロからの先生の声は聞こえなくなり、班活動のお友達の声が聞こえてきます。
(再び先生の声を聞く)
タッチスクリ―ンマイクをミュートの状態でお子さんの机の上に逆さまに置くと、再び先生の声が聞こえるようになります。
基本的な使い方「タッチスクリ―ンマイク」
ロジャーの新しいマイクロホン「ロジャー タッチスクリ―ン マイク」の基本的な使い方をまとめました。
ロジャーの使用方法はシンプルでそれほど難しくはありませんが、初めて補聴援助システムを使用する方や先生に使って頂いてください。
基本的な使い方「パスアラウンド マイク」
ロジャーの新しい子機専用マイクロホン「ロジャー パスアラウンド マイク」の基本的な使い方をまとめました。
先にアップした「ロジャー タッチスクリ―ン マイク」の基本的な使い方と一緒にご活用ください。
ロジャー マイクロホンの複数台利用方法
新マイクロホン: ロジャー タッチスクリ―ンマイク/パスアラウンドマイク
旧マイクロホン: ロジャー インスパイロ/ダイナマイク
ロジャー マイクロホンの互換性と使用可能台数
ロジャー マイクロホンの親機/子機関係と優先順位
新旧マイクロホンを同じネットワークで使用する際の事前設定
複数台のマイクロホンを使用する(新マイクロホン)
複数台のマイクロホンを使用する(新旧マイクロホン)
複数台のマイクロホンを使用する(ロジャーペン/クリップオンマイク)