聴覚障害とは
医学的には、外部の音声情報を大脳に送るための部位(外耳、中耳、内耳、聴神経)のいずれかに障害があるために、聞こえにくい、あるいは聞こえなくなっている状態のことをいいます。
聴覚障害のタイプには、伝音性と感音性と混合性があります。
伝音難聴
外耳や中耳の障がいによって発症。内耳は正常なため、十分に大きな音が内耳に伝われば、聞き取りは大きく向上します。
感音難聴
内耳もしくは内耳以降の神経回路の音を感じる部分の障がいによって発症。加齢や大きな音の聞きすぎによる蝸牛内部の有毛細胞の機能低下、内耳・聴神経・脳の中枢などの感音系の障がいが原因。小さな音が聞き取りにくい、大きな音が響く・ひずむ、言葉が不明瞭などの症状が現れます。
混合性難聴
伝音難聴と感音難聴の両方の症状によって発症。中耳炎が悪化して、内耳が冒された場合をはじめ、いろいろな原因があります。
障害者のための、日常生活用具給付制度
身体障害者手帳を所持する方は、自治体の給付制度を利用して、ご購入の負担を大幅に軽減することができます。
各地方自治体(市・区・町・村の障害福祉課等)は障害者本人または障害児の保護者からの申請により経済状況、身体的状況、家族及び住宅 環境などを調査。 必要と認めた場合「障害者 自立支援法」に基づき申請者の自己負担額を決定し「日常生活用具給付券」を交付します。 詳しくは
「厚生労働省 日常生活用具給付等事業の概要」でご覧頂けます。