難聴対策推進議員連盟    “Japan Hearing Vision” ~ライフサイクルに応じた難聴児(者)支援を実現するために~  確 定 版

さて、難聴対策推進議員連盟では、本年 4 月の設立総会以来、関係各位の皆様のご協力 のもとで活発な議論を重ね、6 月に新生児期・小児期の難聴対策に対する提言 を取りまとめ、政府に申し入れを行った結果、来年度の予算案で新生児聴覚検 査及び聴覚障害児支援の推進予算が 6 億円(前年度 4900 万円)になるなど、 大きな成果を上げることができました。 9 月からは、中途失聴、高齢者の難聴、補聴器、医療機器、手話等について 更に議論を重ね、新生児期・小児期も含むわが国の難聴対策の指針「Japan Hearing Vision」を発表することを目標に活動を続け、11 月 27 日開催の第 11 回総会で案をお示しし、12 月 6 日開催の第 12 回総会において協議の上、最終 的な取りまとめについて会長一任を頂きました。 今般、確定版が別添の通りまとまりましたので、ご報告申し上げます。 引き続き当議員連盟へのご理解とご協力の程、心よりお願い申し上げます。

下記それぞれ参考資料を掲載。クリックすると情報が見ることができます。

【参考資料】
新生児期・小児期に関する難聴対策提言
~すべての難聴児に最適な医療・保健・療育・教育を届けるために~

【参考資料】
“Japan Hearing Vision”
~ライフサイクルに応じた難聴児(者)支援を実現するために~

難聴対策推進議員連盟 会長石原伸晃先生をはじめ、大変多くの国会議員皆様のお陰で今年4月から12月までの間12回もの議論を重ね、ここまで取りまとめていただき、誠にありがとうございました。
第12回でも発言させていただきましたが、難聴に関わる医療であったり支援機器だったり、日進月歩変化しております。今回の取りまとめを基軸として、今後ともあらゆる変化に対応すべく、この難聴対策推進議員連盟の継続を伏してお願い申し上げます。私たちといたしましても難聴児の未来の為、ご協力させていただきます。この一年本当にありがとうございました。

【情報提供】難聴対策推進議員連盟 第12回総会資料

いよいよ難聴対策推進議員連盟としての取りまとめ…

開催の1週間ほど前に議連より何とか参加してほしい旨ご連絡をいただき急きょ上京…

第12回を数える会合もいよいよ取りまとめの時期となり、会場の自由民主党本部8階リバティ会場内は朝の8時から緊張感満載…

会議は1時間、議連として取りまとめた書面について、各団体より意見陳述。
各団体より取りまとめた書面に対してそれぞれの立場での意見を述べた。

各団体の意見陳述が終わり、一番最後にこちらに振られ…汗

その中でお伝えしたのは、時代背景や医療機器・補聴支援機器等の進歩が速い、私たちもある程度その流れに順応しなければならない。そのためにもこの議連と情報共有がしっかりと出来る体制づくり、すなわち今回の取りまとめで終わりではなく、今後も継続してこのような会合を続けて欲しいと締めくくった。

難聴対策推進議員連盟が取りまとめた資料がこちら…

議連取りまとめ案

その後参議院会館に移動して、今井絵理子政務官と 障がいのある子供や大人の移動中に関する アンケート等について、約1時間程度協議。

それで取りまとめたアンケートがこちら!

アンケートは下記アドレスからお願いします。
すべてスマートフォンやタブレットからの入力となっておりとても簡単です。ぜひ皆様のご意見をよろしくお願いします。

障がい児(者)登下校時及び通勤時に関するアンケート

【情報提供】難聴対策推進議員連盟 第11回総会資料

今回は欠席でも資料だけは頂きました・・・

今回の議事はろう者でありながら、今年の統一地方選挙豊田市選挙区で立候補、初当選された愛知県豊田市議会議員 中嶋竜二様の「市議会議員になって感じたこと」と題して、聾学校、大学、就職そして市議会議員となって、聴覚障害について感じている事、そして議員として果たさなければならない課題などをご講演。中嶋先生は小学校教諭1種免許状、特別支援学校教諭Ⅰ種免許状取得と政治家としてだけではなく、教育に関わることも今後は自分の経験値を踏まえしっかりと発信していきたいと熱くご講話いただきました。

後半はでデフリンピックについての紹介。一般認識でパラリンピックと同一という認識の中、デフリンピックの生い立ちやパラリンピックとの違い、また難聴者はパラリンピックには原則出場できない、そして聴覚障害者であってもろうあ連盟に所属していないとデフリンピックには出場できない等、出席者からもさまざまな意見が…

今後の課題を呈した形ではあったが、広い意味でその課題が国会議員に理解が深まり、課題解決に向けて1歩づつ親展を期待…

次回は12月6日、難聴対策推進議員連盟として「ジャパン・ヒアリング・ビジョン」策定の取りまとめがいよいよ本格化。何とか参加できるように頑張ります。

当日配布資料はこちらから…


【情報提供】難聴対策推進議員連盟 第6回総会参加

頭の中パンク気味…

難聴対策推進議員連盟第6回総会に参加。
今年前半の難聴児対策への要望活動に続き、国としての難聴対策の指針、
「ジャパン ヒアリング ビジョン(仮称)」を発表するべく第6回総会が開催。

改めて各団体から事前に要望をヒアリング。
以前からの要望を更に厚くするために再度同様の内容を報告。

これに伴い、頂いたスケジュールを基に、再度日程調整して上京する予定です。

令和2年度難聴対策予算要求額が今年度比約9倍増

今まであり得ないぐらいの予算要求…💦

参議院議員選挙も終わり、内閣改造が詠われている中、8月上旬に難聴対策推進議員連盟より厚生労働大臣ならびに文部科学大臣に直接要望を提出されました。その後各省庁内で検討され、令和2年度厚生労働省の予算要求が出され、今年度比約9倍もの予算要求が出てきました。

これはとっても画期的な事です。ただ予算要求なので決定したわけではなく、これから国会の予算委員会での意見陳述や協議を踏まえ、国会審議で決定される流れです。

これから難聴対策推進議員連盟と国会との折衝に期待しつつ、私たちも動向を見守っていきたいと思います。
ちなみに厚生労働省から出された資料を付けておきます。長文になりますがぜひご覧ください。

令和2年度厚生労働省予算概算要求の概要.pdf

令和2年度厚労省予算概要要求主要事項.pdf