【ご参加御礼】総務省プログラミング教育実施モデル実証事業

平成29年度総務省事業『障害を持つ児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業』の最終日が無事終了しました。
当日は高松市大西市長はじめ、総務省、大学関係者、県・市教育委員会等総勢20名近くのご来場をいただき和やかな中にもとても緊張感漂う中、子どもたちは今まで取り組んだプログラムを一生懸命発表しました。

冒頭、総務省や大学関係者、県・市教委の皆さんにこれまでの取り組みの説明をさせていただき、合わせて難聴児への理解啓蒙させていただきました。


その後生徒さんたちがそろって、いよいよ最終日スタートとなりました。
最初に大西高松市長からご挨拶をいただき、とても関心ある旨お話を頂きました。

今回は以前学んだ内容の振り返りから始まり・・・

そしていよいよ生徒さんの発表!
以前練習した時には声が小さかったりしましたが、なんとなんと当日はそんな心配を吹っ飛ばすほど元気な声で対応してくれました!感謝!!!

今回の実施モデル実証事業はゲームを創るという楽しい遊びからプログラムを理解するというものでしたが、2020年から始まるプログラミング教育の本筋は物事に対する理論的思考の構築にあります。その授業体系を今回の実証事業は難聴児の場合どのような体制が必要かを実証するものでした。支援機器やUDトーク、こえとらなどのICTを活用して情報支援を行いながらしっかりと伝えていくことが重要になるのは当然ですが、今回メンターとして行って一番印象に残ったことは保護者からの意見として、ブロックを積み重ねる(プログラムする)ことが文章能力が養われるということでした。
確かに出来上がったブロック(プログラム)を上から読んでいくと確かに文章として成り立つわけなんです。このことは文章能力が悪いとされている難聴の方への良い訓練に繋がるのかなぁと思いました。
今後実施モデル実証事業として全国数か所にて発表することになりますが、支援方法に限らず、こういった文章能力向上に寄与できるということも発信していきたいと思います。
ご参加いただいた会員みなさん、本当にお疲れ様でした。

そして最後に保護者皆さんと一緒に記念撮影!

最後にこのプログラミング実習はインターネット上で簡単に行えます。
是非やってみたい方は下記リンクからお入りください。

Scratchではじめよう!プログラミング入門

メンターはタイトル「海を守るサメ!笑」をつくりました!(笑)

ご入用の方はデータを配布しますのでお知らせください。

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