聴覚に障がいのある生徒さんの作文が会長賞受賞(愛媛県)

愛媛県難聴児を持つ親の会会員で、前松川会長の娘さん心優さん(補聴器)の作文が、愛媛県人権擁護委員連合会長賞に選ばれました。
現在中学1年ですが、自分の聴覚障がいについてのことや友達とのコミュニケーションなど、いままで学校で経験した事を『心のバリアフリー』と題して書かれています。
愛媛の栗林会長、松川さんご本人にもご了解をいただき、掲載させていただいております。
これから就学を迎えるお母さん、そして就学真っ最中のお母さん、子どもたちの気持ちを理解するためにもぜひお読みください。

新聞記事はこちらから…

内閣総理大臣表彰授与式に出席してきました。

12月5日(火)朝一番の飛行機で上京して表彰授与式に出席してきました。
会場は霞が関の文部科学省と内閣府の建物近くにある霞が関ビルの35階でした。

今回の表彰は今年度『心の輪を広げる体験作文』や『障害者週間のポスター』及び過去5年間各省庁で大臣表彰を受けた中で当事者や関係者を対象とした『障害者関係功労者』でして、体験作文では小学生2年生を含む3名、ポスター部門では小学生1年生を含む2名、関係功労者表彰では個人22名、団体4団体の表彰となり、親の会はこの団体表彰となりました。全員お昼に会場に集合して主催者側から出席者やら今日の流れなどの説明を聞きました。この時に皇太子妃雅子様も御臨席されることが発表され私含め皆さん大変驚いてました!

その後表彰会場へ移動して通しのリハーサル。皇太子殿下ならびに皇太子妃も御臨席されるということで本番はスマホやタブレットの持ち込みは禁止ということでしたので、リハだけでも会場の写メを…笑
正面金屏風の御席が皇太子殿下・皇太子妃の御席です。

その後時間まで控室にて待機して、いよいよ14:15に受賞会場へ移動。ここからは分刻みでして、14:25には安倍内閣総理大臣や副大臣等の閣僚や政務官が登場。それだけでも会場の空気が変わりましたが、14:30皇太子殿下・皇太子妃雅子様が御臨席になられると更に空気が一変!
安倍内閣総理大臣のご挨拶や皇太子殿下の御言葉後に受賞者発表ならびに授与と流れ、関係功労者表彰では個人団体の御名前を内閣総理大臣・皇太子殿下がいらっしゃる前で発表していただき感無量!
その後は各表彰対象者毎で記念撮影をして終了となりましたが、ここで安倍総理が各表彰者おひとりお一人に握手を求めるサプライズも!写メが取れないことに残念…(>_<) その後受賞者との軽い懇親会を行い解散、最終の飛行機で戻ってきました。頂いた賞状と盾がこちらです。
賞状は規格外サイズ、盾もずっしりとした重量感で見たことの無いよなケースに収まってたり…
あ、ちなみに皇太子妃雅子様の御衣裳はこの盾のケースにある布の色でした!
賞状の写真はこちら
盾の写真はこちら

今回の授与式で親の会の名前が発表されたこと、そして内閣総理大臣表彰という栄えある賞をいただき、親の会としてとても光栄に思っています。以前にもお伝えしたように会員お一人おひとりのご支援とご協力の賜物と思っています。難聴児を取り巻く環境はまだまだ国に対しても対応が遅れ地方格差もあります。一人ひとりの難聴児は手帳の有無から環境も補装具も違います。でも発信を行い続けることで、国が動き地方行政が動くことでどのような施策が必要なのかを理解していただける窓口が開けるのではないかと思っています。今後とも会員皆様のご協力とご支援をよろしくお願いします。

戻ってそうそう、本日から取材対応に追われておりまして、今日はラジオの生出演、明日は朝から市長表敬訪問、今後マスコミ取材がぼちぼち届いてますので順次対応させていただきます。ちなみにこちらは今日のラジオカーでの取材後パーソナリティ植松恭子さんとのツーショット!笑

【内閣府よりお知らせ】

11月26日付けで内閣府より御通達文を賜りました。

これまでの取り組みが評価され、この度平成29年度「障害者週間 障害者関係功労者表彰」の団体部門で
香川県難聴児(者)親の会が、栄えある内閣総理大臣賞を受賞することとなりました。


平成29年12月1日付け四国新聞より抜粋

これも一重に、これまで役員さん含め会員皆さんのご協力があってこその受賞だと思いますし、会員お一人おひとりが受賞されたことと同じことです。会員の皆さん本当におめでとうございます。
つきましては、急ではありますが会を代表して来週12月5日(火)内閣総理大臣・皇太子殿下御臨席のもと、東京で開催される表彰受賞式のご案内を頂戴しましたので臨席してまいります。

【ご参加御礼】二日目プログラミング教育実施モデル実証事業

本日開催されました、総務省「障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業」二日目にご参加いただいた会員の皆さん、ありがとうございました。
一部の方は午前から終わりまでという長い時間ご参加いただきお疲れになったと思います。今日ご参加していただいていかがだったでしょうか?


今回は前回よりもっと面白く楽しいゲームの作り方を覚えていただいたと思います。
子どもたちにとっては、これから自分の思考回路がフル回転して楽しいゲーム作りになるのではないかと思っています。
この総務省の事業はそもそも2020年から始まるプログラミング教育実施モデル実証事業ということで難聴児への指導等を実施する目的で開催しております。

でも回を重ねるたび、プログラム指導も、難聴児が不得意とされている文章能力について、今回のスクラッチというオンラインアプリではプログラム理論もさることながら、コマンド(日本語)というブロックを組み立てて文章にしていくということでとても有効じゃないかと思っています。もっともっとたくさんの方に体験してほしいとは思いましたが、いよいよ次回が最終回となり、みんなの前で発表会の開催となります。

今回は練習ということで参加いただいたお子様すべてに発表会の体験を行って頂きました。
次回開催は12月24日のクリスマスイブとなります。
お子様がどのようなゲームを作り、どのように発表されるかとても楽しみです。もしお時間の許す方がいらっしゃいましたら是非会場に見に来てくださいね。
開場は高松市総合福祉会館5階の第4会議室となります。

高松市総合福会館はこちら

また近づいてきたらご連絡させていただきます。
終わりに、改めまして本日ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

明日の総務省プログラム教育実習につきまして

明日ご参加のみなさま、よろしくお願いします。
先ほど担当とのリハーサルおよび打ち合わせが終了しました。
明日午前からご参加の方は10時15分までに、
午後からご参加の方は12時45分までに
かがわ総合リハビリテーション福祉センター2階の第二研修室までお越しください。
朝から参加の方は長時間になりますこと、ご了承ください。
どうぞよろしくお願いします。

かがわ総合リハビリテーション福祉センター